自由が丘には古くから芸術家や作家などの文化人が移り住み、お屋敷街の面影を残すなど、今も緑豊かな住環境が守られています。
お洒落な店を眺めながら歩いていると、細街路や中庭空間に出会うなど、さまざまな魅力がちりばめられた居心地のよい商業空間となっています。落ち着いたたたづまいの住宅地と、通りごとに表情を変える商業地とがあり、個性的で独特の雰囲気を醸し出す、住む人と訪れる人にとって身近に感じられるヒューマンスケールの街並みは、文化的で洗練された街のイメージとともに、自由が丘の大きな特徴になっています。
私たちはこのような「自由が丘らしさ」を守り、住宅地と商業地がお互いに寄り添い高めあう街並みを育んでいくことを目標とし、その基本的な考え方と、建築等に際して配慮すべきことを「街並み形成指針」にまとめて、協力を求めてきました 。
自由が丘地区内で建築行為などを計画される方々には、確認申請等の手続きの前に、あるいは広告看板の設置など街並みに影響を及ぼす行為では、事前の計画段階で、協議に来ていただくことを強く希望しています。
近年、まちで議論になっている、住宅地の、宅地の細分化や緑の減少への対応、商業地での魅力的な広告看板づくり等について、今回内容を見直し、指針を改定しました。自由が丘の街づくりへの協力をお願いします。

株式会社ジェイ・スピリット